椎間板ヘルニア と 脊柱管狭窄症 の話 その1

サイコン&ハートレートモニターのエントリばかりで、自転車ブログとも呼べない仕上がりなので、どうせなら別の話を。

唐突ですが、私は椎間板ヘルニア持ちで摘出手術を控える身です。なので、いずれその体験記も書こうと思っているのですが、そこに繋がる経緯が必要だと思い、整理も兼ねて書いてみることにしました。今回は………

大まかな情報と現在に至る流れ。

年齢:20代後半
体重:やや重め
環境:腰に悪い

診断病名椎間板ヘルニアに起因する坐骨神経痛、脊柱管狭窄症状

発症時期:2014年10月半ば
初期症状:腰部違和感(鈍痛)
以降症状:間欠性跛行、坐骨神経痛、腰部鈍痛
診断時期:2015年3月/9月
主な対処
 診断前・ストレッチや体幹トレーニング、自転車運動
 診断後・ビタミンB12薬による末端神経血行改善

発症前後の環境や生活を振り返ると、

  1. 座る時間が長く、姿勢も悪かった
  2. 筋トレなどで無理をしがちだった
  3. 自転車にきつい姿勢で乗っていた

と思い当たる節はいくつかあるのですが、初期症状を腰部に過負荷を掛けた筋トレ中に認めたので、の遺伝や経年劣化、の自転車姿勢は直接的な発症原因ではないと思います。(間接的原因になり得た可能性はゼロではない)

原因は過度な筋トレ?

自己断定ですが、ジムでトレーニング中、レッグプレスマシンでオーバートレーニングをし過ぎたのが原因です。レッグプレスとは座位で横にスクワットをする器具で、主に大腿筋強化を意識して行う為のものです。私は160kgの重さで11回を5セットくらいこなしている際、腰を使って無理やり動かしてしまいました。直後から鈍い違和感。やりすぎたかなと思って就寝。翌日には更に腰痛が悪化していました。仰向けに起き上がるのがやや辛い…。おかしいと思いつつ数日様子をみますが戻らず。そして腰痛以外のいくつかの異変に気づきます。

前屈ができない
反ることもできない
また時折、
脚部の冷感
臀部とハムストリングの灼熱感
におそわれました。

すぐに腰椎ヘルニアだと思いました。が、病院へは行きませんでした。余計なネット知識が邪魔をしたのです。

ヘルニアは放っておけば治る、手術は不要
痛みの大半は3ヶ月、長くても半年~一年程で収まる
病院に行っても保存治療で痛みを緩和するか、手術の二択

我慢さえ出来るならしばらく様子をみよう。過ちの始まりです。椎間板ヘルニアについての情報を集め、自分の症状と照らしあわせ、自己保存(主にストレッチ)を半年続けました。

幸い、春先から脚部の酷い冷感・灼熱感はあまり感じなくなっていました、前屈もそこそこ出来るようになっていました。しかし、その代わりに年末年始からある症状が顕在化しはじめていました。

立てない! 歩けない!! 間欠跛行

間欠性跛行 は、立位や歩行時に下腿が痺れや痛みを感じることにより、長時間その状態を維持することが難しくなり、立っては座り歩いては座りを繰り返す間欠泉的症状が出るのが特徴です。神経性のものと血管性のものがありますが、私の場合はまず腰ありきという点と、体力維持の為にサイクリングに出た際、自転車に乗っている間は辛くないと感じた点で間違いなく神経性。両下腿に痺れや酷いと感覚麻痺、冷感が現れ立位と歩行が非常に辛い状態となり、現在まで続いています。

ただ、初期に比べると距離や時間は日に日に改善している気がしています。ヘルニアの変形、脳が信号ブロック、神経回復、気温変化など色々な理由があるでしょうが、とても我慢すればずっと歩ける状態です。耐え難い苦しみですが。半年目をそらしていましたが、「これは勝手に治るヘルニア起因の症状ではないな」という事は理解しました。

ちなみに間欠性跛行は脊柱管狭窄症という病にみられる代表的症状だそうです。高齢者に多く、脊柱管という神経の束が通っている穴が、遺伝、事故、管周囲の黄色靱帯が肥厚するなどし、神経束を圧迫してしまう為に起きる病気です。確かにお爺ちゃんお婆ちゃんよく一休みしますね。ただ、椎間板ヘルニア起因でも圧迫は起こりえるので、若年でも発症する可能性は十分あるそうです。

椎間板ヘルニアという言葉の一人歩き。

椎間板ヘルニアはよくアンパンや座布団に例えられます。腰椎の間にあるクッションが何らかの理由により破けてアンや綿が飛び出す…。飛び出した中身が背骨を通る神経に触れるなどし、炎症と圧迫で腰と下腿に激痛が…というのがよく聞く症状。

いわゆる脱出型ヘルニアです。炎症や圧迫が神経根を刺激し、酷いと気絶するような痛みが寝ても覚めても続くそうです。その代わり急性期をすぎると寛解に向かう事も多いようです。体内の白血球マクロファージ異物と認識したアン/綿を食い尽くし洗い流してくれるからです。原因はなくなっているのに脳が痛みに慣れ筋肉緊張がとれず痛いまま…ためしてガッテンでもやっていましたね。

ネットで検索するとやけにこのタイプの話が多いです。整形外科に限らず整体、鍼灸、カイロプラティック…。

「放っとけば治るのというのはコレのことか」

私の場合は寝ている間はそこまで酷い痛みは生じません。それに前屈や自転車の時もそうですが、丸まっている姿勢だとあまり症状が出ません。「そもそも初期症状からして鈍痛だし、どうやら脱出型ではない」どうやら私の症状は、もう一つの代表的なヘルニア、膨隆型ヘルニアにみられるもののようでした。

膨隆型(突出型)ヘルニアは、中のアン(髄核)がパン(線維輪)を破らず、そのまま外に飛び出るタイプ、いわば破れていないヘルニアです。髄核が出ないので神経根を直撃しにくく、やんわりと神経を圧迫・炎症させるのが得意な座布団です。耐え難い痛みが出ることが少ない一方で、マクロファージが機能せず回復しにくいのが特徴。線維輪がまだ水分を多く含んでおり、ひび割れにくい若年の方によくみられるそうです。

半年目でようやく「お手上げ」

色々調べた結果、
膨隆型ヘルニアが神経根~馬尾を全体的に圧迫する程に突出している。
・特に反りや立位で腰椎背面への負荷が増大すると圧迫が強まり狭窄状態が悪化する。
というところでは? と考えました。戻りにくいタイプのヘルニアなので、自分ではどうすることも出来ないですし、とりあえずMRIを撮ってもらおう近所の整形外科に行くことにしました。ここがまたも過ちでした。

次回へ続く

椎間板ヘルニア と 脊柱管狭窄症 の話 その1

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